【初心者向け】サブドメインとサブディレクトリの違い、使い分け方を解説!
- サブドメインとサブディレクトリの違いは?
- SEO上の効果は?
- それぞれのメリットデメリットは?
ホームページに新しいコンテンツを足したいけど、サブドメインとサブディレクトリどちらが適切なのか?
SEOで気を付けないといけないことはあるのか?
本記事では、サブドメインとサブディレクトリの違い、それに伴うSEOへの影響などをまとめました。これからSEOを勉強したい方や、Webマーケティングに興味のある方は、これを機会にしっかり身に着けておきましょう。
サブドメインとサブディレクトリの違いは?

サブドメイン | サブディレクトリ | |
SEO上の違い | メインサイトからの影響を受けにくい | メインサイトからの影響を受けやすい |
URLの違い | https://sub.example.com/ | https://sub.example.com/sub/ |
検索結果の違い | どちらもない |
サブドメイン
メインドメインの前に
https://sub.example.com/
とsubの部分がついているものがサブドメインになります。
一般的に検索エンジンはサブドメインは「別のサブサイト」としてメインサイトとは別に評価をします。
ですので、サブドメインは新規サイトを作るという考えになるので、本体ドメインのサイトと異なるテーマのコンテンツを作成するときに使います。
本体ドメインのサイト内でテーマの異なったコンテンツを作成すると、何をテーマにしたサイトなのかがわからなくなり、本体ドメインの検索順位が下落してしまう可能性があるからです。
サブディレクトリ
メインドメインの後ろに、
https://sub.example.com/sub/
とsubの部分がついているものがサブディレクトリになります。
サブディレクトリはメインサイト配下のサブジャンル(カテゴリ)として評価するので、メインドメインに対する評価に影響してきます。
サブディレクトリはメインドメインの中にカテゴリ分けやページ追加をしたい時などに使います
新しいサイトを作る時はサブドメイン、ページを追加するときはサブディレクトリというのが、ざっくりとした考え方になります。
検索結果への違いは?
サブドメイン、サブディレクトリでも検索エンジンでの検索結果に違いはありません。
ここでは、サブドメインで運用されている「Yahoo!」とサブディレクトリで運用されている「ビッグカメラ」を例に表示形式を見ていきます。(※2022年12月3日の検索結果)


それぞれのメリットデメリットは?
サブドメインのメリット
- 会社のブランドを維持したまま、複数のサイトを運用できる
- 新規でドメインを取得するよりも多少順位が上がりやすい傾向にある(メインサイトからのリンクによって運営元が同じであると認識されやすく、メインサイトの評価をある程度受け継いだ状態で運用をすることができるので)
サブドメインのデメリット
- SSL証明書を取得する必要がある
⇒SSL証明書とは?について詳しくまとめた記事はこちらになります。 - 新サイト扱いになるので、検索順位が最初は上がりにくい傾向がある
サブディレクトリのメリット
- 親である本体ドメインのSEO評価が適用される。
- コンテンツを作成すればメインサイトのインデックス数が増えることになり、被リンクなどがつけばメインサイトの評価を上げることも可能です。
サブディレクトリのデメリット
重複コンテンツが発生しやすい点です。同一テーマで複数のコンテンツを追加していくのは専門性を深められる一方、内容がダブりやすくなります。
重複コンテンツがあると、Googleからのペナルティを受けるおそれがあります。
ページの重複が起きないように、エクセルなどで管理するなど管理しましょう。
サブドメイン・サブディレクトリの違いについて説明してきました。
参考になれば幸いです。